何度見返しても面白いドラマ『踊る大走査線』は、シーズン1があまりにも人気でシリーズ化された作品です。
- 単発でスペシャルドラマ:4回
- スピンオフドラマのミニシリーズ:4シーズン
- ドコモ限定配信のオリジナルドラマ:1本
- 劇場版:4本
- 劇場版スピンオフ映画:2本
- そのまたスピンオフドラマ:3本
と、多種多様な展開をみせます。
- 1997年:第1期の連続ドラマ『踊る大走査線』放送
- 2012年『深夜も踊る大捜査線 THE FINAL』
15年にも及ぶ長期シリーズ作品です。
その内容なのですが、1997年放送ドラマ『踊る大捜査線』は、お台場にある湾岸警察署を舞台に、事件の解決以外に捜査員たちの人間模様や階級社会で生きるサラリーマンとしての姿を描いた刑事ドラマです。
ありがちな刑事ドラマとは違い、コミカルな部分も多くて楽しめる内容になっています。
今からさかのぼること24年前に青島俊作(織田裕二)が叫んだ言葉は余りにも有名ですよね。
事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ!
このドラマの本質がこの言葉に詰め込まれています。
現場にいる主人公の青島刑事は、離れた会議室でスピーディで的確な指示が出せない幹部の対応に苛立っているのです。
幹部が会議をしている間に、現場にいる捜査員は目の前の犯人を取り逃がしそうになっているのです。
『踊る大走査線』がこれほど人気を得たのは、日頃から青島刑事と同じようにうっぷんを抱えたサラリーマンたちの共感を得たからかもしれないですね。
若者の間ではモスグリーンのパーカーモッズコートも大流行し、一種の社会現象にもなったという作品です。
織田裕二さんといえば『踊る大捜査縁』イコールモスグリーンのパーカーモッズコートという方も多いと思います。
また、
- 織田裕二
- 柳葉敏郎
- 深津絵里
- ユースケ・サンタマリア
- 水野美紀
- いかりや長介
など豪華顔ぶれで、今思えばそれにも驚きです。
柳葉敏郎さんもキャリア組をりりしく演じられていたのが印象深いです。
ひたすら青島刑事を応援したくなるドラマですよ。